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精神科に勤務する看護師のストレス│特に急性期病棟でストレスが強い

一口に「精神科」といっても、精神科には大きく2つにわけられます。

1つは、緊急入院・措置入院などがある急性期病棟や、
ストレスケア病棟。

もう1つは、療養病棟や認知症ケア病棟など、
比較的症状が落ち着いている患者さんを看る病棟です。

急性期病棟・ストレスケア病棟では、
うつ病、統合失調症、拒食症、パニック障害、PTSDなど、
様々な症状をもつ患者さんが入院してきます。
さらに、リストカットや自殺企図をする患者さんもいるため、
細かい観察や記録が要求されます。

更に、不安定な状態の患者さんから、

言葉や身体の暴力を受けることもあります。
(そのため、精神科急性期病棟では、
男性看護師の比率が他の科よりも高くなることが多いようです。)

また、アルコール依存症や薬物依存症の患者さんの中には、
再入院を繰り返し、治療に対する意欲が全く見られないケースも少なくあありません。

そういった患者さんに接し続けていると、
「なんでこの患者さんのために、
一生懸命看護をしなければいけないんだろう。」と
看護する意味を見失ってしまうこともあります。

看護師も人間です。

患者さんが回復に向かって頑張るからこそ、
「応援したい」「早く良くなって欲しい。」と
辛い夜勤や心身が疲れても頑張っていかれるんですよね。

それがないというのは、看護師にとって
精神的に大きなストレスがかかります。

こういった患者さんの特徴から、
精神科の急性期病棟・ストレスケア病棟の看護師は、
慢性期の精神科病棟の看護師よりも、
高いストレスを感じていると言えます。

これは、精神科の看護師に対する研究論文でも明らかになっています。

逆に、慢性期の病棟では、
一般病棟より身体ケア(体位交換や移動など)が少なく、
患者さんの病状もある程度パターン化しているため、
比較的ストレスを感じずに勤務が出来るようです。




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ICUに勤務する看護師のストレス│常に緊張が続く仕事は精神的ストレスが大きい

ICU=intensive care unitは、
集中治療室の略称です。

その名前通り、集中的な治療が必要な患者さんだけを診ている科で、
病気の部位に関わらず、命の危険から患者さんを守ることが使命です。

同じような目的で、もう少し患者さんが絞られたものとして、
NIUC(新生児集中治療室)
CCU(冠疾患集中治療室)
SCU(脳卒中集中治療室)
・・・などもあります。


これらの病棟に勤務する場合、
他の病棟とは違ったストレスがあります。

まずは、患者さんの状態が命に関わる状態であるため、
常に緊張感を強いられます。

投薬や点滴の量も多く、
患者さんの状態で点滴の内容もしょっちゅう変わるため、
それらを正確に管理することが求められます。
加えて、たくさんのモニターや
人工呼吸器などの管理に関する知識も必要になってきます。


更に、会話ができるレベルになると一般病棟に移動することも多いため、
基本的には会話が出来ない患者さん中心の看護になります。

モニターの音だけを聞きながら、
黙々と看護をするスタイルは、
合う人もいれば、非常につらく感じる人もいるようです。

ICUでの勤務当初は、
家にいてもモニターの音が耳について離れなかった・・・という話も聞くくらいです。


そして、他の病棟との大きな違いのもう一つは、
「昼夜を通して忙しい」ということでしょうか。

一般病棟ならば、夜中は患者さんは眠ってしまうので、
必然的に処置をする回数も減ります。

しかし、ICUでは、夜中だから患者さんが眠る・・・ということはなく、
日夜通して同じ業務量・質の看護が要求されます。

もちろん決まった手術や検査は日中が多く、
大きな治療方針の変更も、医師が多い日中が多いのですが、
患者さんの急変に伴い、
夜中に緊急手術や検査が入ることもあります。

そういった意味で、
非常に長い時間、精神的な緊張にさらされる部署であり、
夜勤にも体力が求められると言えます。


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